脚本家と映画監督の仕事の違いはこんな内容

脚本家と映画監督の仕事内容はどう違うのでしょうか?

日本の映画では、映画監督が脚本を書くことも珍しくありません。

海外で例えばハリウッド映画などだと、完全に分業制なので、1本の映画に対して3人以上の脚本家が携わり、監督が出した原案をプロの脚本家が数人がかりで磨きをかけたりもします。

それでは脚本家と映画監督の仕事内容の違いについて考えてみたいと思います。

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脚本家と映画監督の仕事の違いとは?

脚本家は基本的に脚本を書くのだけが仕事ですが、映画監督は映画の最高責任者ですから、キャスティング、演出、映像編集、資金集めなど、色々なことをしなくてはいけません。

映画の脚本を元に、コンテと呼ばれる映画の設計図を描いたりして、スタッフや俳優たちにどういう映画を撮るか、イメージを伝えるのも大事な仕事。

映画監督が脚本まで書くケースとしては、まず映画監督自身が脚本を書けば、イメージがぶれずに、より完成度の高い映画が作れるという利点があります。

映画監督側の利点としては、脚本を書いた分のギャラも監督に入るので、その分も監督の収入につながり、収入面でもメリットがあります。

しかし脚本にはそれなりに技術やセンスやノウハウが必要ですから、脚本まで書ける映画監督はかなりの才能がある人といえるでしょう。

脚本家と映画監督のギャラの違いはどれくらい?

映画監督の収入については、最低1本350万円からで、ヒット作を連発するようなメジャーな映画監督であれば、1本1000万円ほど。

あとは映画のDVDなどの二次使用料がその都度入るという形態のようです。

実は映画監督は平均的にはそれほど高収入というわけではなく、あくまで実力と年数しだいのようです。

ちなみに、ほとんどの映画監督が所属する「日本映画監督協会」という団体で、最低報酬は350万円と決められています。

ですが、それ以前は、平均収入は年収200万円ほどだったそうで、やはり脚本家と同じく、ヒットするまではなかなか厳しい世界のようです。

脚本家のギャラが、映画だと1本100万~200万円ほどだといわれているので、脚本家よりは映画監督のほうが当然収入が高いということになります。

脚本まで自分で書く映画監督は、必然的に収入が高くなるというわけですね。

まとめ

○ 映画監督が自ら脚本を書くことで、完成度が上がり、収入も上がるという利点がある
○ 脚本家のギャラは、映画だと1本100万~200万円ほど
○ 映画監督は、「日本映画監督協会」で最低報酬は350万円からと決められている

脚本まで書ける映画監督は、かなり才能があって優秀な監督で、色々なことができる分収入も高いということがわかりますね。

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