脚本家になるために留学は必要?海外での活動はあるの?

脚本家になるために、留学は必要なのでしょうか?

実は日本の映画と、ハリウッド映画などの海外の映画では、仕事の方法も収入も、何もかもが大きく違います。

それでは、日本映画とハリウッド映画の違いについてと、脚本家の勉強に留学が必要かどうかを考えたいと思います。

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日本とハリウッドの脚本家にはどんな違いがある?

ハリウッド映画では様々な契約が緻密に決められていて、スタッフの収入や条件などを保証する「ギルド」という労働組合があります。

脚本家組合もあり、脚本家の地位と収入が保証されています。

また、1本につき3人以上の脚本家が関わり、場合によっては1本の作品で30人以上の脚本家が関わり、シーンごとに分業で書いたりするそうです。

ギャラもケタ違いで、脚本家の収入は、有名作だと1本で100万ドル(約1億2000万円)で、何かの賞を受賞すればさらにインセンティブとして追加収入がもらえるそうです。

映画監督だと、映画と脚本両方手がける超人気監督だと1億8000万ドル(約200億円)ほどになることも。

俳優だと、1本のギャラが2000万ドル(約22億円) を超えれば大物スターと言われるそうです。

なぜギャラがこんなに高いかというと、アメリカだけでなく世界中で、映画の収入と、DVD、TV放送、グッズなどの二次使用料が発生するからです。

ハリウッド映画は世界中から莫大な利益があるのでギャラが高く、逆に日本映画は日本だけがターゲットで、スポンサーが出す制作費に限りがあるため、それほど高額にはならないのです。

脚本家になるために、留学するメリットとは?

日本とハリウッドでは、脚本の内容の書き方から、仕事の仕方やギャラまで、大きく違いがあります。

しきたりや常識なども違うので、共通項はあまりないでしょう。

労働条件はハリウッドのほうが格段にいいので、日本人がハリウッドの映画に関わるとほとんど日本に戻らないことも。

ハリウッドで活躍する、日本人の映画監督やCGアーティストも実際にいるようです。

脚本家は英語が完璧でないと通用しないので、少し厳しいかもしれません。

したがって、日本映画の脚本家になるために留学する意味はあまりないかも?

ただ、メリットとして、海外で経験を積んで視野を広めることは、脚本を書くのに大いに役立つのではないでしょうか。

まとめ

○ 日本とハリウッドなどの海外では、仕事内容も条件もギャラも大きく違う
○ ハリウッドでは、脚本家組合が地位と収入を保証してくれる
○ 仕事のやり方が違うため留学の必要はあまりないが、海外の経験が脚本に役立つ

脚本家になるために留学の必要はないですが、いい脚本家になるには、色々な人生経験が必要です。海外で視野を広げるという意味では、留学しても損はないかもしれません。

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