脚本家に向いている性格って?

ドラマやアニメの業界には脚本家やシナリオライターの方が何人もおり、十人十色といって差し支えないでしょう。

そういった中でも、どういった性格の人が脚本家やシナリオライターに向いているのでしょうか。

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集中力がある人

脚本家に集中力は必要不可欠です。

これは執筆に対しても当然ですが、それ以外の情報収集や会議などでも大事なものです。

特に短期間の集中力はもちろんのこと、締め切りが大切な仕事なので長期的・安定的に集中できる性格の人が望ましいでしょう。

扱う脚本によっては取材もしなければなりませんし、そういったときに集中力が続かずに、脚本執筆に大事な情報を集められなければ、取材自体が無駄になってしまいます。

情熱のある人

どういう形であれ、情熱のある人は脚本家として演出に向けられれば素晴らしい仕事ができるでしょう。

情熱に乏しくあくまで作業、収入を得るための仕事として脚本をこなすのであれば、依頼者も若いとしても情熱のもっとある人に頼むでしょう。

この情熱とは、勧善懲悪ものでいえば敵を憎み倒すというような情熱もそうですが、冷めた情熱というのも大事です。

ただ情熱があるだけでは計画性に乏しく、しっかりと作品全体を考慮した情熱を捻出できる人が有能なのです。

いくら情熱がある人でもそれをコントロールできないのであれば、それはムラがあるということに他なりません。

秀才型・憑依型

脚本家のみならず創作をする人には、おおまかに秀才型と憑依型とに分けられる人がいます。

秀才型は、努力を重ねることでスキルを身に付け、物語の諸要素や時系列、また伏線などを緻密に構築することで名作を生み出します。

対して憑依型は、自分が完全に登場人物になりきることで物語の奥深さを自然と表現することのできる人を指します。

秀才型は管理能力に優れた冷静な性格の人が、憑依型は良くも悪くも我が道を進み局所的な集中力を遺憾なく発揮するマイペースな人がそれにあたるでしょう。

また秀才型の人は脚本のクオリティにムラがなく継続的に脚本を任されやすいという話や、憑依型の人は演出などにも力強さがあるので人気が出やすいという話もあります。

この場合どちらがより優秀かという話は、あまり意味をなしません。

いわば野球とサッカーのどちらが優秀化というようなもので、それぞれに適した仕事があるのです。

まとめ

○集中力がある人が向いている。
○秀才型の落ち着いた人は、継続的に安定して仕事を任されやすい。
○憑依型の情熱的な人は、作品の力強さを演出するのに向いている。

脚本家が演出をするというのは、小説家やマンガ家が作品を演出するのと似ています。

クリエイティブな作業が好きな性格の方は、秀才型・憑依型いずれかに属するものでしょう。

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