シナリオライターや脚本家になるには、独学でもなれるのでしょうか？
独学で脚本の書き方を学ぶためには、何を勉強するべきなのでしょうか。
シナリオライターなるには独学でも大丈夫？
シナリオライターになるためには、やろうと思えば独学でも不可能ではありません。
シナリオや脚本の指南書などの本を買ったり、通信講座や通信教育を利用すれば、独学でも十分にシナリオライターを目指せます。
最近はインターネットを利用したweb講座などを行っているところもありますから、自宅にいても脚本の勉強をすることは可能です。
シナリオライターを養成するシナリオスクールとしては「シナリオ・センター」や、「日本シナリオ作家協会」のシナリオ講座が有名ですが、それらには通信講座などもあります。
脚本の書き方を教える学校としては、大学の芸術学部、映像学科、演劇科、文学学科など、もしくは専門学校がありますが、学校に通ったからといって、必ずしもシナリオライターや脚本家になれるわけではありません。
もともと、日本でシナリオや脚本家の書き方を教えている学校の数自体は、そんなにたくさんある訳ではないようです。
現在活躍しているシナリオライターや脚本家には、独学の人ももちろんいますし、独学でもプロになることは可能と言えるでしょう。
シナリオライターは独学で何を勉強するべき？
シナリオライターや脚本家を目指す上で、基本的なシナリオの書き方を勉強することはもちろん大事です。
ですが脚本家に必要なのは、「個性」や、「得意ジャンル」や、「独特なセリフ回しやストーリー」など、「その人にしか出せない特徴」を身につけることが、もっとも大切です。
誰が書いても同じようなありきたりなストーリーであっては、観客や視聴者は面白がってくれません。
個性を発揮する脚本を書けば、熱烈な固定ファンがつくこともありますし、よりヒット作に恵まれやすくなります。
学校に通うか独学か、どちらにしても才能やセンスの有無、月に何本シナリオが書けるかなど、本人の資質のほうが遥かに重要なようです。
脚本の書き方を学ぶことは大事ですが、あくまでシナリオライターや脚本家に必要なのは、「面白い脚本を書くこと」なのです。
まとめ
○ シナリオライターになるには、やろうと思えば独学でも不可能ではない
○ シナリオスクールで教えている内容は、独学や通信講座でも勉強できる
○ 脚本家に必要なのは、「得意ジャンル」や「その人にしか出せない特徴」を身につけること
独学でもシナリオスクールに通っても、どちらでも脚本の書き方を学ぶことはできます。
あくまでシナリオライターや脚本家に必要なのは、「面白い脚本を書くこと」だと言えます。