20代でもできる! 脚本家になるまでの訓練

脚本家になるためには基本的に年齢は関係ありません。

10代でもなることは可能でしょうし、20代でももちろんなれます。

しかし脚本家になるまでの訓練となると、どんな年齢の人でも繰り返さなければスキルが身に付くことはありません。

いったいどんな訓練があるのでしょうか。

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とにかく書く

やや大雑把といえなくもありませんが、基本的な訓練方法は書き続けることです。

マンガ家になるまでは描き続けないとならず、歌手になるまでは歌い続けないといけないように、脚本家になるまでは書き続けなければなりません。

これには年齢は関係なく、10代・20代はもちろんのことと、50代でも60代でも同じです。

また書くスキルといえば修辞(レトリック)などを指すことがありますが、脚本は「指示を与える指示書」ですので、究極的には必要ありません。

また脚本や台本はふつう市場に出回らず、ネットオークションなどで出回るものは古いものが多いですし、DVDやブルーレイの購入特典として付属されている台本も入手が困難です。

脚本集が一般には販売されていますが、好みの脚本が手に入れられるとは限りません。

そういった中では、とにかく書き続けることと賞などに募集し続けることが大事になります。

書き続けることが何よりスキルの上達に役立ちますし、親切な賞でしたらどの点が至らなかったかを指摘してくれることもあります。

そうして書き続ける中で、良い脚本を手に入れて参照することができれば運が良い、ぐらいに考えるのが続けられるコツです。

情熱を磨く

若い人は熟年の人にくらべて情熱的です。

これは30代よりも20代の方が強く、若い方が顕著です。

技術で対抗するには年月が必要ですし、自分の才能を確信していない限りは無謀というものです。

しかし若い人の情熱は、ときに熟年の人の技術を圧倒するものです。

ですので情熱という点では4,50代よりもずっと20代の方がずっと濃いのです。

脚本のみならず、創作というものは情熱が大事です。

創作にかける情熱はもちろんのことですが、何より登場人物に感情移入する力が強くなければ脚本は凡百なものになってしまいます。

レトリックなどの技術は見栄えをよくするものというより、創作者の情熱や感情を受け手に相応しく伝えるための手段であるともいえます。

「諦めなければ夢は叶う」といいますが、多く夢は諦めることで叶わなくなるものです。

描き続けるモチベーションを保ち続けることが大事で、賞を取とれないことや近しい人から否定的に諭されることで気持ちが萎えることは少なくないでしょう。

そうした中で情熱を磨くには、自分がなぜ脚本家を目指すのかという動機が大事になってきます。

この情熱は十人十色で、極端にいえばお金でも構わないのです。

ただ脚本家の門戸は広くはないので、どういった形でも情熱を保ち続けることが容易ではなく、諦めてしまう人が続出してしまうわけです。

まとめ

○手先のレトリックに頼るより、書き続けることが大事。
○技術だけでいえば、若い人より熟年の人が勝って当然。
○情熱はモチベーションとしても、演出を強くするためにも大切。

脚本家というのは裏方の中でも、どちらかといえばまだ注目される方でしょう。

しかし地道な訓練は続けなくてはならないので、無理なく努力するようにしましょう。

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