脚本家は、ドラマや映画などの物語をつくり、執筆した脚本で文字で書かれた作品を映像化するためのストーリーの骨組みやさまざまなことが書き込まれた設計図を作ります。
脚本には、必ずしも決まった形式があるわけではないものの、「ト書き」や登場人物の台詞、行動、感情表現や心理描写などの心理設定など、それぞれの仕事や業界によって、常識とされるルールや不文律の了解事項が存在します。
コンテストなどへの作品応募で未経験から脚本家となる人もいますが、脚本の書き方や書式などを身につけておくことは大切です。
そこで、脚本家になるための学校や通信講座などを紹介します。
脚本家になるための学校には、どんな場所がある?
未経験から脚本を書くには、やはりプロの脚本家から脚本の書き方を学ぶことがオススメといえ、現在運営される養成講座や学校の講師には、現役の脚本家が多いようです。
しかも、同じ思いを持つ人たちが集まる学校では、仲間と切磋琢磨しながら、創作活動への刺激も受けることができます。
脚本家になるための学校には、「日本脚本家連盟スクール(日本脚本家連盟)」などがあります。
現役の脚本家やシナリオライターが講師を務め、脚本を書くうえで必要なアイデアやプロット作りから、脚本の執筆まで、全体講義と個別の指導が受けられます。
具体的な学校のカリキュラムや内容については、公式ホームページが開設されていますので、以下にアドレスを記述しておきます。
・「日本脚本家連盟スクール(日本脚本家連盟)」公式ホームページ: http://www.writersguild.or.jp/school/
脚本家になるための通信講座は、どんなものがある?
脚本家になるための学校や講座が開かれているのは、東京や大阪といった場所が多いため、地方在住の人や開催された場所から距離がある場合には参加が難しいと思います。
そんな場合には、日本シナリオ作家協会が行っている通信講座の「シナリオ講座」などを利用することがオススメです。
9ヶ月間の受講期間で、テキストを読みながら設定された課題を提出し、添削を受けられるため、対面での指導に近い知識や経験が取得できます。
しかも、添削してくれるのが、プロのシナリオライターですので
、脚本家を目指すうえで必要なノウハウがつかめます。
日本シナリオ協会が行なっている「シナリオ通信講座」は、公式ホームページ http://www.j-writersguild.org/course-com.html があります。
本業を持ちながら脚本家を目指す場合や、家事に追われる主婦などの人々が新たな目標として学ぶには、通学ではなく通信講座がオススメです。
脚本家に必要な知識を得るための学校や通信講座
どんな職業につくにしても、その職種に必要とされる基本的な知識や技量を取得しておくことが求められます。
脚本家になるにも、最低限必要な知識や技術が必要で、それらを習得するには、現役の脚本家やシナリオライターが講師を務める講座や学校に参加するのがオススメです。
住んでいる場所や状況によっては、通学や参加が難しい場合には、通信講座を利用することでノウハウを得ることができます。