脚本の書き方を勉強する上で、脚本家になるための通信講座はあるのでしょうか?
通信講座では、どんな内容の勉強をするのでしょうか。
脚本家を養成する通信講座や通信教育はある?
脚本家を養成するための通信講座には、「シナリオ・センター」や「日本シナリオ作家協会」など、いくつかの講座があります。
シナリオの通信講座とは、実際にシナリオスクールで習う脚本の書き方を、テキストを見ながら学び、脚本を書き上げて添削指導してもらうなどの内容になっています。
通信講座の勉強期間は、シナリオスクールによっても違いますが、数ヶ月から半年ほどで基礎が学べるようになっているようです。
また、夏休み期間などに、実際の教室に参加することなどもできるようになっているようです。
費用は講座によっても違いますが、約3万~7万円ほどです。
通信講座では実際に講師と会うことはできませんが、講座によってはweb講座を行っているところなどもあり、講座の雰囲気をつかむこともできます。
脚本家になるための通信講座とは具体的にどんな内容?
脚本家を養成する通信講座では、主にシナリオ執筆の基礎を教えてくれます。
基本的にはシナリオスクールで教えているシナリオ講座と内容は同じですから、通信講座を受ければ、一通りの脚本は書ける、ということになります。
ストーリーの柱や、ト書き(状況説明)や、セリフの書き方から、シナリオコンクールに応募するコツなど、脚本家になるために必要な基礎知識は全体的に学べます。
ですがあくまで脚本の基礎ですので、どう面白い脚本を書くかは、やはり本人しだいと言えるのかもしれません。
シナリオコンクールの場合でも、多少書き方や体裁が下手だったとしても、ストーリーが面白ければ受賞の可能性はあります。
面白い脚本が書けるセンスや才能は、本人が元々持っているか、努力によって磨かれるもので、シナリオの通信講座やシナリオスクールは、あくまで手助けをするのみです。
逆に言えば本人にやる気があれば、通信講座もシナリオ講座に通ったことがなくても、面白い脚本を書くことができる人もいます。
シナリオスクールでは、講師がシナリオの書き方に関する書籍を出していることがあるので、そういう本を読んで雰囲気をつかんでみるのもいいかもしれません。
まとめ
○ 通信講座では、実際のシナリオスクールと同じ内容のテキストと添削指導で学ぶ
○ ト書き(状況説明)やセリフの書き方など、脚本家に必要な基礎知識がわかる
○ 通信講座の期間は数ヶ月から半年ほど、費用は約3万~7万円ほど
脚本家になるための通信講座は、「シナリオ・センター」や「日本シナリオ作家協会」など、いくつかの講座があります。
講座によって、テレビドラマ向けの脚本家を養成したり、放送作家になるための講座だったり、アニメ業界向けの講座だったり、業界によっても違いますので、自分に合った通信講座を見つけるのがいいでしょう。