脚本家になるには、学生のうちからどんな勉強をするべきなのでしょうか?
大学や専門学校など、脚本を学ぶためにどんな学校に行くのがいいのでしょうか。
目次
脚本家を目指す学生は、脚本家を養成する学校に行くべき?
脚本家の勉強を学生から始めるなら、専門学校などに行くのがいいでしょう。
脚本の書き方を教える学校としては、大学だと芸術学部、映像学科、演劇科、文学学科などがあります。
もしくは専門学校でも、同様に映像学科、演劇科など、脚本の書き方を教えてくれる学科があります。
アニメやゲームなどのシナリオライターであれば、アニメ学科やゲーム学科に進めば、アニメやゲームの制作会社に入社し、そこで脚本家やシナリオライターの道に入れます。
しかし、学校に通ったとしても、確実にシナリオライターや脚本家になれるわけではありません。
まずはたくさんの脚本を自分で書いてみて、シナリオコンクールなどに応募するのが脚本家への近道です。
脚本家になりたい学生は、どんな勉強をしたらいい?
脚本家を目指すなら、学生のうちから、シナリオや脚本の指南書などの本をたくさん読んで勉強しておいたほうがいいでしょう。
名作といわれる映画やテレビドラマや小説にたくさん触れておくことも大事です。
部活で演劇部や文芸部に入ってみたりするのもいいでしょう。
シナリオスクールの中には、夜間部の授業を行っているところもあります。
昼間は大学や専門学校に通いながら、夜間はシナリオライターを養成するシナリオスクールの「シナリオ・センター」や、「日本シナリオ作家協会」のシナリオ講座に通う人などもいます。
もちろん社会人でも、会社が終わった後に夜間のシナリオスクールに通う人もいます。
実際に真剣に脚本家を目指している人たちと一緒に学べば、より実感もわいて勉強のやる気も出てくるでしょう。
進路については、専門学校は就職に有利そうですが、もしテレビ局やゲーム制作会社などに就職する場合、大卒のほうが上のポストにつきやすいという利点があります。
アシスタントや末端の社員として仕事をしている場合、仕事は深夜までの激務であることも多いようです。
特にゲーム制作会社などは、激務すぎて離職する人などもいますし、「30歳定年説」や「40歳定年説」などもあるほどです。
実際の求人として、大きな制作会社だと、大卒が必須条件になっている場合もあります。
まとめ
○ 脚本の書き方を教えてくれるのは、大学だと映像学科、演劇科、文学学科など
○ 専門学校だと就職には有利だが、上のポストに上がるには大卒のほうがいい
○ 学校に通いながら、シナリオコンクールに応募するのが脚本家への近道
余裕があれば、昼間は大学や専門学校に通いながら、夜間はシナリオライターを養成するシナリオスクールに通うのもいいかもしれません。
制作会社などに就職する場合は、なるべく上のポストに上がれるように、大学に入っておくと何かと有利のようです。