脚本家になるための練習で重要な3つのポイント

脚本家になるためには、どんな練習が必要なのでしょうか?

脚本を書く練習として、いくつかおすすめとされる練習方法があります。

もっとも効果的な練習方法とはどんなものでしょうか?

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脚本家の卵の練習といえば「20枚シナリオ」

20枚シナリオとは、原稿用紙20枚分で1本の脚本を書くという練習法です。

有名なシナリオスクールの「日本シナリオ作家協会」の講座でも、「シナリオ・センター」でも、シナリオの練習法として取り入れられている一般的な手法です。

原稿用紙20枚分のシナリオは、映像にして1本で約10分間の作品になります。

短編ドラマでも長編ドラマでも、基礎の作り方は同じです。

余分な要素をダラダラと書かず、最初から最後までを手短にまとめる方法を練習することで、脚本家としての構成力が身につくのです。

1本の脚本として起承転結などの脚本の形式を身につけるには、ぴったりの練習法です。

シナリオ・センターの創立者、新井一氏が作った練習法といわれ、現在は有名になっている脚本家も、一度はこの20枚シナリオに取り組んでいると言われるほどです。

この短編シナリオから展開をふくらませることで、長いドラマも作れるようになるのです。

脚本家に必要な3つの練習のポイントとは?

最近では、人気のドラマの脚本や、シナリオの解説書などが出版されることもあります。

人気のあるドラマの作り方などを研究することで、より面白い脚本が書けるようになると言えます。

ヒットしたドラマの関連書籍などを読めば、制作秘話やドラマ作りのコツなどのヒントが書かれていることもあります。

好きな作品の関連書籍を読んで研究すれば、脚本作りで役に立つことは間違いありません。

また、「好きな脚本を模写する」のも有効な練習法です。

好きな映画やドラマを見ながら、シナリオを書き起こしてみるという手法も。

日常的にできる練習としては、「日記をシナリオ風に書く」というものもあります。

今日起こったことを、会話形式や、ト書き(簡単な状況説明文)でシナリオに書き起こすということです。

また、ウサギとカメや、桃太郎などのシンプルな昔話をテーマだけ残して現代風にアレンジしたり、SF風にキャラクターを置き換えて、まったく印象の違う話にしたりなど、練習法はたくさんあります。

1・20枚シナリオを練習して「脚本の起承転結などの形式」を身につけ、2・名作の脚本を模写して書き起こし「名作はどんな表現をしているのか」を知り、3・日記をシナリオ風に書いてみることで「オリジナリティを表現できるように」していきます。

以上が脚本の練習をする上で、大事なポイントになります。

まとめ

○ 20枚シナリオを練習して、脚本の起承転結などの形式を身につける
○ 名作の脚本を模写して書き起こし、名作はどんな表現をしているのかを知る
○ 日記をシナリオ風に書いてみることで、オリジナリティを表現できるようにする

脚本の練習法としては、原稿用紙20枚分で1本の脚本を書く「20枚シナリオ」が一番有名です。

脚本にはオリジナリティが大事ですが、基礎が身につくことでより応用もしやすくなるのではないでしょうか。

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