最近の脚本家は、紙の原稿用紙を使う人はほとんどおらず、パソコンを使って書く人が多いようです。
パソコンを使い慣れていれば、紙に書くよりもパソコンに打ち込んだほうが遥かに早く原稿が書けます。
脚本家はパソコンで書く?紙の原稿用紙に書く?
最近は紙の原稿用紙に書く人は減っており、主流はほとんどパソコンです。
シナリオ大賞などでは、「手書き不可」 という条件があったり、A4やB5などと印刷サイズが決められていたり、「MS明朝」などとフォントが指定されている場合があります。
最近はWordなどのパソコン用ソフトで、あらかじめ脚本や台本の形式になっているソフトやテンプレートなども複数あります。
文章を書いてから体裁や形式を直す必要がないため便利です。
プロの脚本家には、カフェでノートパソコンを使って仕事をまとめる、という人も多いようです。
脚本家はどんなパソコンを使っている?
実際の脚本家がよく使っているのはノートパソコンです。
薄くてすぐに持ち歩けて、打ち合わせや移動の合間にカフェなどで仕事もできて便利です。
会議中にも即修正できますし、書き上がってからすぐにデータ送信で提出できるため、何かと都合がいいのです。
脚本家が使うパソコンの条件としては、まずバッテリーが長持ちして持ち運びしやすいこと。
執筆中に電池切れしてはただの重たい箱になってしまいます。
そして、触れる時間の長い、キーボードが打ちやすいことが条件です。
また、ポメラという小さなワープロのようなデジタルメモを使う人もいます。
ポメラは「ポケット・メモ・ライター」の略で、ノートパソコンよりも小さい、テキスト専用の手のひらサイズの機械です。
小さくて軽くて持ち歩きやすく、電池が長持ちで、キーボードが打ちやすいのが利点です。
テキスト専用の機械のため、インターネットブラウザなどの他の余分な機能は一切入っておらず、仕事中も気が散ったりしないので、重宝している人も多いとか。
ゲームシナリオライターや、小説家の中にはポメラを愛用しているプロもちらほらいます。
その他、タブレット用のテキスト入力アプリなどもありますが、タブレットのキーボードは少し使いづらい場合もあるため、現在はノートパソコンが一番主流のようです。
まとめ
○ 最近は紙の原稿用紙に書く人は減っており、主流はほとんどパソコン
○ シナリオ大賞などのコンクールでは、手書き不可の条件があることも
○ プロの脚本家はノートパソコンを使う人が多い
移動中や打ち合わせ中にサッと書けて、書き直しや提出がしやすいパソコンでの執筆は、やはり便利です。
人によってはカフェのほうが話を思いつきやすいという人もいて、ノートパソコンを活用する脚本家は多いようです。