ドラマの脚本家のギャラとは、どれぐらいの額なのでしょうか?
一般的にはドラマの脚本家のギャラは、駆け出しの頃はそれほど高くはなく、ベテランになってヒット作を出せるようになると上がると言われています。
また、年数が長いからといって自動的にギャラが上がるわけではなく、あくまでヒット作を書けるような、実力のある人がギャラが上がっていくという仕組みのようです。
気になるドラマの脚本家のギャラとは?
ドラマの脚本家のギャラは、放送時間1分につき1万円、などと決まっていることがあります。
平均的には、1話につき約60万~100万円ほど。
それが1クール(11話~13話)分などだと、トータルして約800万円~1000万円ほどです。
ヒット作をたくさん書いているような脚本家だと、1話につき200万円以上になることもあるとか。
ちなみに、クールというのは、日本の放送業界用語で四半期(3ヶ月)という意味の言葉です。
1クールで13話ですが、DVDに収録する際に、4話づつ収録することもあるため、その関係でアニメなどだと1クールで12話と計算されることがあります。
ドラマの脚本家のギャラは、他の脚本家に比べて高い?
ドラマの脚本家のギャラは、他の映画や舞台やアニメなどに比べて高いのでしょうか?
まず、ドラマは連続して10本や1クール(13話)などと連続して脚本を書くので、まとまった数の脚本が多い分、映画や舞台などの単発の脚本よりもトータルで高額になることもあります。
平均的な脚本のギャラとして、映画は1本につき約300万~500万円ほど、舞台は1本につき約15万~30万円ほど、アニメは1話につき約20万円ほどと言われています。
またテレビドラマの場合、深夜ドラマよりもゴールデンタイムのドラマのほうが当然制作費も多く、ゴールデンタイムのドラマのギャラはかなり高額になることもあります。
しかし、ゴールデンタイムのドラマの脚本を任されるのは、基本的にベテランでヒット作を何度も書けるような人気の脚本家ばかりです。
最近はwebドラマなどの、インターネットで配信されるドラマもあるようですが、ギャラについては今のところゴールデンタイムのテレビドラマのほうが高額のようです。
仕事の数をたくさんこなし、経験を積んで人気が出ることで、より高額なギャラの仕事を任されるようになるようですね。
まとめ
○ ドラマの脚本家のギャラは、1クールで約800万円~1000万円ほど
○ 駆け出しの頃はそれほど高くはなく、ベテランになってヒット作を出すとギャラが上がる
○ 書く本数や制作費により、映画や舞台やアニメなどに比べてギャラが高いこともある
脚本家が任される仕事は、最初は深夜ドラマやwebドラマなど、細かい仕事やマイナーな仕事なども多いかもしれません。
数をたくさんこなして人気が出れば、ゴールデンタイムのテレビドラマなどの大きな仕事を任されるようになり、ギャラも上がっていくようです。