脚本家は印税を受け取れる?印税制度とは

脚本家が書いた作品には、印税が発生します。

「印税」や「著作権」などの話は少しわかりにくいですが、一体どんなものなのでしょうか?

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印税とは何?脚本家は印税を受け取れる?

「印税」とは、作った作品や著作物が、テレビ局や出版社などに使われた場合に、作者に支払われる、著作権の使用料のことです。

基本的に、出版物などの定価に対して、5%~15%ほどが支払われます。

しかし、印税は会社ごとに%の比率がそれぞれ違っていたり、契約内容などによっても比率は上下します。

会社や媒体や契約ごとに印税の比率が決まっていることが多いため、印税を上げてくださいとお願いしても、あまり変動はしないことが多いようです。

脚本家が書いた脚本に関しても、著作権が発生します。

映画やテレビドラマなどの放映料や、関連書籍を出版した際の二次使用料などが、印税として脚本家に支払われます。

脚本家がもらえる印税の仕組みとは?

脚本家や、映画監督などは、映画がヒットしたからといって興行収入などをもらうことはできません。

あくまで、DVDなどのソフト化をしたり、小説や関連書籍として発売された時に印税が発生します。

脚本家の全体の収入としては、脚本のギャラと、著作物が発売された印税を合わせた額、ということになります。

脚本家の印税は、作品がテレビで放送されれば、脚本料の50%に相当する使用料が支払われます。

DVDが売れた時は、基本的に定価の1.75%です。

例えばDVDが4000円だったとしたら、10万部の売り上げがあれば、700万の印税が入るわけです。

実際は税金などが引かれるため、これよりは少ない金額になりますが、それでもヒットすれば大きな収入であるのは間違いありません。

印税の比率は、DVDの発売の際や、関連書籍の出版の際に、販売する会社とあらかじめ契約をして決められます。

ちなみに、ある小説家の作品がテレビドラマ化された時は、放映料として500万円が支払われたそうです。

小説をテレビドラマ化した場合は、1時間で約50万円ほどという相場があるんだとか。

まとめ

○ 「印税」とは、テレビ局や出版社などに使われた時に脚本家に支払われる、著作権の使用料
○ 作品がテレビで放送されれば、脚本料の50%に相当する使用料が支払われる
○ DVDが売れた時は、印税は定価の1.75%で、10万部売れれば約700万の印税

印税は、会社ごとに%の比率が決まっていて、会社によってもそれぞれ比率が違い、契約内容などによっても変動します。

実際は税金などが引かれるため、計算よりは少ない金額になりますが、ヒットすれば大きな収入であるのは間違いありません。

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